東大寺 とうだいじ
752年、聖武天皇が発した詔により盧舎那仏(大仏)が建立された。現在の金堂(大仏殿)は1709年に再建された。全国の国分寺の総本山。
世界遺産「古都奈良の文化財」に登録されている。
東大寺
8世紀前半は不安定な政治情勢が続き、飢饉や疫病も広がった。そこで、聖武天皇は仏教の力によって国家の安定をはかろうとし、743年に盧舎那仏(大仏)建立を命じた。東大寺にはこの盧舎那仏を安置する世界最大級の木造建築である金堂(大仏殿)を始め、聖武天皇ゆかりの品々を納めていた校倉造りの正倉院正倉(宝庫)、南大門、法華堂(三日月堂)などが残る。