曹丕 A.D.187〜A.D.226
三国時代の魏の初代皇帝(在位220〜226)。文帝(魏)。父曹操が死ぬと、勢力を受け継ぎ、後漢の献帝から禅譲を受けて魏王朝を創始。著書に『典論』がある。司馬懿らに皇太子曹叡の補佐を託し39歳で病死。
曹丕
曹操の子で、三国魏の初代皇帝(在位220〜226)。父の死後、後漢の献帝の禅譲を受けて定位につく。九品中正を施行するなど、内政に尽力した。
生まれたときに雲気が立ちのぼり、それは青い色で丸く、車のほろのように彼のうえにかぶさって、一日中消えなかっという。早くに文字を覚え、文学を愛好したほか、騎上での弓射も上手で、剣術も好んだ。一時は曹操の後継者の座を弟の曹植に奪われそうになるが、賈詡を味方につけるなどして守った。曹操が死ぬと、献帝(漢)に禅譲させて帝位に就き文帝(魏)となり、魏王朝を開いた。曹操から軍事的才能も継いでおり、陣構えを聞いただけで劉備の敗北を予見。呉討伐のため2度も親征を行う。病が重くなると重臣の陳羣と司馬懿、一族の曹真と曹休らに曹叡(明帝)の補佐を託した。
魏の初代皇帝
曹操の子。曹操譲りの軍事の才に恵まれ、剣術や学問にも長けた。曹操の死により献帝(漢)から禅譲され、33歳で魏王朝を創始。都を洛陽に定めた。
蜀、呉でも皇帝が立ったため、三国時代が始まった。外戚・宦官を抑えて執政するが、39歳で早世した。
曹丕が登場する作品
三国志 Three Kingdoms
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