献帝(劉協)
後漢最後(14代)の皇帝(在位189〜220)。霊帝の次子。9歳で即位し、董卓が洛陽に入ってくると傀儡と化す。196年曹操の庇護を受けて許に遷都するが、曹操の傀儡となる。曹操の死後、魏王曹丕に帝位を禅譲し、退位とともに山陽公となった。
献帝
181‐234
後漢最後(14代)の皇帝劉協(在位189〜220)。霊帝の中子で、9歳で即位する。董卓が実権を掌握し、190年に袁紹の挙兵を恐れた董卓に強制されて長安に遷都した。董卓が殺されたあとは、董卓の部曲将である李傕(りかく)、郭汜(かくし)らに擁立された。196年(建安1)に洛陽に帰り、翌年に許に遷都して曹操を頼ったが、曹操の死後(220)、魏王曹丕(曹操の子)に帝位を禅譲し、退位とともに山陽公となった。
参考 世界大百科事典 第2版
献帝が登場する作品
三国志 Three Kingdoms
同義語
劉協