袁世凱
袁世凱(1912年頃)

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袁世凱 えんせいがい A.D.1859〜A.D.1916

清朝末期の洋務運動に参加、寝返って戊戌の政変(1898年)を起こした。李鴻章の死後、北洋軍閥の実権を握り、中華民国成立後に、大総統・皇帝となる。

袁世凱

清朝末期の洋務運動に参加、寝返って戊戌の政変(1898年)を起こした。李鴻章の死後、北洋軍閥の実権を握り、中華民国成立後に、大総統・皇帝となる。

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清末・民国初期の軍人・政治家。李鴻章のもと、朝鮮で清の属国化を試み、日清戦争後は新軍整備に努め、戊戌の政変では変法派弾圧にまわった。李鴻章の死後、要職を歴任し、親政も進めて清朝最大の実力者となったが、1907年に失脚した。11年に辛亥革命がおこると総理大臣に登用されたが、革命側と取引し、12年2月に宣統帝を退位させ、3月臨時大総統についた。13年、第二革命鎮圧後、正式な大総統につき独裁政治を進めた。15年末に帝政復活を宣言すると第三革命を招き、16年に帝政宣言を取り消し、まもなく病死した。

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軍閥を形成し革命政府から政権を奪う

袁世凱は太平天国の乱で、李鴻章率りこうしょういる淮軍わいぐんに入隊。戦功をあげて台頭した。
日清戦争の敗北で、新たな洋式軍隊(後の北洋新軍)が創設されることになり、袁世凱はこの編成と訓練を任された。
軍閥を率いる袁世凱は、戊戌の変法が行われると保守派につき、クーデターを実現。西大后の信を得た。李鴻章が死去すると、その後を継ぎ、直隷総督兼北洋大臣に就任した。
ところが、弱体化した清朝を倒そうと革命家が集結。孫文を臨時大統領とした中華民国が南京で成立した(辛亥革命)。袁世凱は清朝から首相に任命され革命政府弾圧を依頼された。巨大化した北洋軍を率いた袁世凱は、改革政府と交渉。宣統帝を退位させることを条件に、孫文の政権を奪った。
孫文らが国民党を結成するとこれを武力で弾圧。袁世凱は正式に中華民国大統領となった。袁世凱は帝政を宣言し、皇帝に即位した。
これに対し怒りの武装発起が各地で乱発。列強諸国もこれを支持したため、孤立した袁世凱は退位した。

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