三国志 Three Kingdoms 登場人物
三国志 Three Kingdoms ©中国伝媒大学電視制作中心、北京東方恒和影視文化有限公司

三国志 Three Kingdoms あらすじ 全95話

ドラマ


第2部:中元逐鹿

第2部:中元逐鹿

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袁紹率いる70万の大軍を7万の曹操軍が迎え撃つ、
天下分け目の大合戦”官渡の戦い”が勃発

中元逐鹿(ちゅうげんろくちく)(多くの英雄が天子の位を狙って争うこと。または、一つの地位などの目的を狙って競い合うこと)

曹操に辛酸をなめさせられ続けている献帝は、劉備に漢再興を託す。劉備は袁紹と組んで曹操都の決戦に挑むが、前哨戦に敗れ、張飛ともはぐれて単身袁紹のもとへと逃げのびる。曹操は、関羽をおびき寄せて配下にしようとするが、関羽の劉備への忠誠心に心打たれることになる。関所を次々と破り、張飛のいる古城へと辿り着いた関羽。さらに劉備も駆けつけ、義兄弟は再開を果たす。一方、袁紹は70万の大群を率いて早々との決戦の地、官渡へ向かう。そうそうは以外にも和平を申し出るが、それは時間稼ぎのための策略だった。知らぬ間に包囲されていた袁紹軍は弓矢攻撃で壊滅状態に追い込まれ、わずか7万の曹操軍に大敗する。劉備軍も曹操軍の攻撃に遭い、やむなく荊州の劉表のもとに逃げ込む。劉表(りゅうひょう)とその息子の劉琦(りゅうき)との絆を深める劉備だったが、劉表配下の蔡瑁(さいぼう)に命を狙われる。命からがら逃げのびた劉備は徐庶(じょしょ)という男と出会い、無事に関羽rのいる新野へと辿り着く。

前半最大の見どころとなるのは、やはり袁紹と曹操による官渡の戦い(かんとのたたかい)だ。大勢のエキストラを使ったリアルな戦いにCGを加えた映像は、中国のテレビドラマの常識を覆す迫力を持っている。また、泣く泣く曹操に仕えていた関羽が、赤兎馬(せきとば)(演義では西方との交易で得た汗血馬といわれている。「赤い毛色を持ち、兎のように素早い馬」の意とも。)を駆けって劉備のもとへと走る”単騎千里を走る”のエピソードは感動的なシーンとなっている。

第19話「曹操・劉備の暗闘」

呂布亡き後、荀彧(じゅんいく)は曹操が女色に溺れぬよう、許褚(きょちょ)に貂蝉(ちょうせん)を殺させる。劉備に対する警戒心を強めた曹操は、劉備に恩を売るために、献帝から爵位を貰い受け、諸侯に封じてもらうべきだと誘う。許都で対面した献帝と劉備は、互いに大いに親しみを覚え、献帝は劉備を左将軍に昇進させ、宜城亭侯に封じる。献帝と狩りに出かけた曹操は、漢の皇帝に代々伝わる弓矢を公然と奪い取り・・・。

第20話「劉備、命を授ける」

献帝はこれまでに自らが舐めてきた辛酸を劉備に語り、英雄としての大業をなしとげ、漢の皇帝を守るようにと頼む。劉備は心を動かされ、必ずや曹操を排除すると誓う。国舅(こくきゅう)(天子・国王の外戚のこと。この場合は皇后の父。)の董承(とうしょう)から血で書かれた詔書(みことのりしょ)を示された劉備は、天下の英雄たちと連携し、賊をのぞき、漢を助けん、とういう使命感を持つ。一方、袁紹(えんしょう)が公孫瓚(こうそんさん)を破ったとの知らせを聞いた曹操は・・・。

新しい登場人物

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 第21話「吉平、毒を盛る」

曹操は、袁術との戦いに向かった劉備に帰朝するよう伝えるが、劉備は命令に背く。劉備の大軍に迫られ、江亭に孤立した袁術は飢えと渇きに苦しみながら、吐血して死ぬ。劉備は袁紹に手紙を出し、共に曹操をのぞこうともちかける。袁紹は、曹操と天下を争う好機と見て、30万の大軍を率いて黎陽を出発、曹操との決戦に臨む。一方、太医の吉平と董承は、曹操を毒殺しようと謀るが…。

第22話「三兄弟離散す」

曹操は皇后を縊死(いし)(首吊り死)させ、自分の娘を皇后に立てる。さらに、献帝を厳重な統制下に置き、権力を我が物にする。曹操が全軍を引き連れて出たのを見計らい、劉備は空城となった許都への出兵を袁紹に乞うが、袁紹は病気の幼な子が気がかりで出兵を渋る。劉備はやむなく張飛と夜討ちをかけるが、逆に曹操軍の伏兵に遭う。劉備は張飛とはぐれ、一人で逃げ出すことになる…。

新しい登場人物

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第23話「関羽、三事を約す」

幼な子の容態が回復すると、袁紹は徐州へ兵を派遣し、自らも許都への出兵準備を始める。劉備は、許攸(きょゆう)の勧めで袁紹のもとへ向かい、歓待を受ける。徐州では、曹操が姦計(かんけい)(悪いはかりごと。悪だくみ)により関羽をおびきよせるが、その忠義心に感服し、自分に帰順するように説得する。張遼(ちょうりょう)の強い勧めもあり、関羽は仕方なく一時的に曹操の配下となることを承知するが、三つの条件を提示する。

第24話「白馬の戦い」

劉備(りゅうび)の説得によって、ようやく袁紹(えんしょう)は許都遠征を決意。両軍が対峙し、顔良(がんりょう)が次々に曹操配下の武将を斬り殺し、曹操は愕然とする。そこへ関羽が曹操に出陣を願い出て、翌日、顔良を斬り殺す。袁軍は大敗を喫する。生き残った兵士たちが、曹操の配下に関羽によく似た武将がいると言うのを聞いた袁紹は立腹し、劉備を殺して恨みを晴らそうとする。劉備が説明してようやく事なきを得るが…。

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第25話「単騎、千里を走る」

劉備からの手紙を受け取った関羽は、曹操のもとを去ろうとする。武将を引き連れて見送りにやってきた曹操から黄金と錦の袷を贈られた関羽は、感動して叩頭の礼をして去っていく。曹操は、忠義心の恐ろしさをつくづく思い知るのだった。関羽は名馬赤兎馬を駆り、次々と関所を破ってひた走る。その頃、張飛は古城に辿り着き、強力な部隊を養成。劉備と関羽の行方を探っていた…。

第26話「古城に再会す」

関羽が古城に辿り着き、張飛と再会したとの知らせを聞いた劉備は、自らも古城へと向かう。途中、劉備は図らずも趙雲と遭遇し、2人は喜び勇んで古城に関羽と張飛に会いに行く。古城で三兄弟は無事再会を果たし、さらに加えて趙雲もいるので、その喜びはひとしおであった。そして、袁紹の3人の息子たちも、父親が曹操討伐の兵を挙げたと知ると、精鋭部隊を率いて駆け参じてくる。

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第27話「官渡の戦い」

袁紹は70万の大軍を率いて、官渡で曹操と雌雄を決することになる。兵士の士気が大いに高まる中、血書を提出して出陣を諌めてきた田豊に袁紹は激怒し、曹操を破った後に死罪に処すると宣告する。対する曹操は、わずか7万の兵で袁紹を迎え撃つため、策を巡らせていた。曹操は突然和平を申し出、献帝を袁紹に任せると言い、袁紹もその申し出に心動かされ…。

第28話「田豊、死諫す」

曹操が時間稼ぎをしている間に、曹仁、許褚らの猛将たちが袁紹を包囲していた。突如、戦いの火蓋が斬って落とされ、袁紹軍は10倍もの兵力を持っていたにも関わらず、壊滅状態へと追い込まれる。劉備の援護により、袁紹は何とか逃げきったが、本営に戻ると許攸の唆しに乗って田豊に死を賜う。まだ50万の兵士が残っていると知った袁紹は、再び決戦を交える決意を固めるが…。

第29話「夜、烏巣を襲う」

袁紹に追い出された許攸は曹操軍に投降し、袁軍への攻撃計画を提案する。袁紹は案の定、罠にはまって大敗。敗残兵と山中に逃げた袁紹は、屈辱耐え難く吐血して昏倒する。また、劉備の古城も曹軍に破られ、やむなく劉備は荊州の劉表のもとに逃げこむ。劉表は大将軍蔡瑁の反対を押し切って劉備を迎え入れる。荊州城内で劉表と劉備は互いの家系をひもとき、親交を深めるのだった。

第30話「曹操、河北を平らぐ」

劉表から小城の新野を与えられた劉備は、そこに向かう途中、劉表の長男の劉琦から荊州でいかに危険な目に遭っているかを訴えられるが、劉備には慰めることしかできない。その頃、蔡瑁は妹の蔡氏と密かに劉備から荊州を守る計画を語り合っていた。中原では曹操が攻撃を進め、冀州にまで進出していた。天下の六州が曹操のものとなり、後漢末以来、最大の勢力を誇ることとなった。

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第31話「的驢、壇渓を飛ぶ」

的盧(てきろ)とは、額に白い模様を有する馬、あるいはその模様。額の白い模様が口に入り歯に達しているものを「楡雁」またの名を「的盧」といい、しもべが乗れば客死し、主が乗れば刑死するという凶馬。)

劉備は突然、劉琦に叩き起こされ、蔡瑁の魔の手から逃げおおせる。数日後、劉備は劉表に代わって襄陽の廟会(びょうえ)に赴くことになり、その途中で儒者(儒教を自らの行為規範にしようと、儒教を学んだり、研究したりする人のこと。)から劉備の馬は主人の害となるだろうと指摘される。蔡瑁が劉備暗殺に派遣した虎賁軍に追われる中、劉備の馬は前脚を岸から踏み外して川に落ちてしまう。劉備は、辿り着いた農園で軍師徐庶を紹介されるが、その男こそ、例の儒者であった。

第32話「徐庶、諸葛亮を薦む」

劉備は徐庶を伴って新野に帰りつく。曹操が送り込んだ曹仁が八卦の陣法を駆使して戦うのに対し、徐庶は関羽、張飛、趙雲に八卦の陣の打ち破り方を授け、曹仁を撃破する。曹操は徐庶の智略に感心し、母親を使って徐庶をおびき寄せる。徐庶は皆が止めるのも聞かず、劉備のもとを去っていく。しかし、徐庶は一度引き返して来て、臥龍と呼ばれる諸葛亮孔明を劉備に推薦していくのだった…。

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