第13王朝〜第17王朝
第13王朝〜第17王朝(第2中間期)
- 紀元前1725年紀元前1540年
- 13王朝で分裂
- 馬や戦車を操るヒクソスの侵入
第2中間期
時代名 | 王朝 | 年代 | 王名(英字表記) |
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第2中間期 | 第13王朝 ca.1759-1630BCE | 前1725-1722年頃 | セベクヘテプ3世(Sobekhotep III) |
前1721-1710年頃 | ネフェルヘテプ1世(Neferhotep I) | ||
前1709-1701年頃 | セベクヘテプ4世(Sobekhotep IV) | ||
第14王朝 | ? - ? | ? | |
第15王朝? ca.1530BCE | ? - ? | キアン(Khyan) | |
前1575-1530年頃 | アペピ(Apophis) | ||
? - ? | カムディ(Khamudi) | ||
第16王朝 | ? | (アビドス王朝も存在?) | |
第17王朝? ca.1540BCE | ? - ? | セケンエンラー・タオ2世 (Ta'o Seqenenre' II) |
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? -1540年頃 | カーメス(Kamose) |
前17世紀初頭、シリア方面から異民族のヒクソスが侵入し、デルタ地帯を中心にエジプトを1世紀あまり支配した。ヒクソスはセム語系を中心とする西アジア系の遊牧民集団で、先に述べたインド=ヨーロッパ語系民族の進出に押されて、エジプトにも移動したと考えられている。彼らによって馬と戦車がエジプトにも伝えられた。このヒクソス支配時代を第2中間期と呼ぶ。